« 遠藤周作氏のこと | トップページ | 近代の超克 »

2007年12月18日 (火)

中世的人間

「中世的人間はカトリック的人間であるかぎりは歴史を通じて永遠である。それは歴史的人間規定ではなく、神学的形而上学的人間規定として本質的に超自然てな霊性規定であったからである」
(『吉満義彦全集第1巻』143頁、「中世的人間と近代的人間)

吉満も、その師であったマリタンも、ある意味では、「中世至上主義」であった。しかし、それは、歴史的な西洋中世を最高のものとして、そこに帰れという意味ではなかった。歴史的中世が宿していた永遠なるものの再発見への呼び掛けでもあった、と思う。その永遠なるものは、現代でも有効であるという主張でもあったと思う。

|

« 遠藤周作氏のこと | トップページ | 近代の超克 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 遠藤周作氏のこと | トップページ | 近代の超克 »