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2008年2月17日 (日)

結縁

因果と因縁という仏教思想がある。現実となった結果には原因がある。しかし、原因だけではなくて、縁というものの作用で、それが生じるという。

因と縁で、何事かが生まれてくるという魅力的な思想であり、説得力がある。

そして結縁という言葉もある。しかし、この言葉には、どこか半ペラギウス的な思想に類似のにおいがある。縁というものは因の限界の外にあるのが本来の意味と思う。その縁を因の方に引き寄せようという思惑、それもまた動機形成のためには有意義かも知れない。しかし、どこかで、縁は因とは異質なものといった理解も必要と思う。

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