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2008年3月 9日 (日)

山田晶さん

西洋中世哲学史で業績にあった山田晶(やまだ・あきら)・京都大学名誉教授が2月29日、85歳で、逝去され、葬儀は、3月2日、カトリック由比ガ浜教会で行われたとのこと(『キリスト新聞』3月15日)。

40歳過ぎてから、山田さんの書かれたトマス・アクィナスに関する分厚い本を何冊か読んだことがありました。しかし、中でも、世界の名著20『トマス・アクィナス』(山田晶・責任編集、中央公論社)は、面白く、感銘深く読みました。トマスが対話を重視し、異論に対して、丁寧に応答していく人であったことに、改めて教えられたのでした。この姿勢は、現在でも必要ではないかと思いました。この本で、トマスに対する親近感が湧いてきたのを覚えています。この印象は、今でもなくなっていません。スコラ哲学、スコラ思想に対する印象も変わりました。

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