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2009年4月20日 (月)

浜尾新

Rimg0247 東大の安田講堂の、向かって右側に一人の男性の坐像(写真)がある。その下に略歴・功績の説明プレートがあり、浜尾新(1849-1925)とある。この大学の第三代総長をされた方である。

しかし、浜尾という名前は、別の方面でも有名である。

濱尾文郎氏(1930-2007)は、カトリックの枢機卿だった。実兄の濱尾実氏(1925-2006)は東宮侍従で、よくテレビにも出ていた。

この兄弟の父、四郎氏は濱尾新の養子になった人。だから、東大の浜尾新は、よく知られた濱尾兄弟の義理の祖父にあたる。そして、この兄弟の曽祖父には、また東大総長だった加藤弘之の名前がある。

帰り道、東大からお茶の水駅までのバスの中で、一人の老人が新聞を見ていた。東大の新聞であろうか、1面には、矢内原忠雄の写真があった。何か展示があるらしい。共に無教会の、南原繁と矢内原忠雄が続けて東大の総長になった。そこから無教会と東大との関係が連想されても、カトリックと東大との関係は、余り視野に入らないかも知れない。しかし、浜尾新という人の親族関係を思う時、日本の中枢にカトリックの影響もあるのではないかと思う。キリスト教信徒は1%と、その現実への嘆きと、その壁突破への働きかけがあっても、現在の日本は、そんなにも悲観すべきものではないようにも思う。「望みの洗礼」「無名のキリスト者」など、教会の周辺にも暖かい目を向ける必要があるように、私は思う次第。

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