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2009年4月14日 (火)

実存的な生き方

美空ひばりさんに「今日の我に明日は勝つ」という言葉があります。実存的生き方の標語のような言葉です。

否定神学も、実存的な生き方を示唆しているように思えます。

また、無、絶対無などの言葉を残した西田哲学のことを思います。

恐らく、原罪の観念がないと言われている日本人にも、ニヒリズムが何かは、あるいは、ある人たちには強烈に意識される可能性があると思います。それが、あるいは原罪のもたらす結果なのかも知れません。

ニヒリズムは無の思想を生み出すでしょう。仏陀も同じような意識から探求の旅を始めたのだと思います。

絶対無は、その無の否定、絶えざる否定を意味するのだとしたら、それは美空ひばりの言葉と通じるものがあると思います。

無を感じ、その無を突破する所に絶対無があるとしたら、それは神につながるものと思います。こういう姿勢、生き方が、日本人には、あるいは日本のキリスト者には相応しいのではないかと思います。色即是空は皆、知っています。しかし、それは空即是色に転換しなければなりません。

その超越の姿勢が、どこかで固定する時、そこに偶像があるのかも知れません。

我々は、その意味では、偶像から自由ではありません。しかし、それを知っているのと、知らないのとでは、大いに違うと思います。

絶えざる否定、そして超越、そんな生き方をしたいと思います。これは、そう思う個人が、まず実践するところから始まるのでしょう。

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