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2009年4月 5日 (日)

日本のかたち

この国に 今生きるとは あの心
 西田先生 矛盾同一

憲法と 同盟に生く 矛盾あり
 乗り越えるもの 不可見の見

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日本のかたちとは、日本国憲法であり、また日米安全保障条約である。この二つの関係の中に、現在の日本がある。しかし、この二つは矛盾関係にある。だから、「原理主義的」に、そのどちらかを選択したら、他方を否定しなければならない。しかし、この二つは、憲法学的には、共に「同等」の位置にあり、条約の有効性を憲法は否定できないのだという。人は、このどちらかに自分の軸足を置くかも知れない。それでいいのだが、その時、他方を単に否定するだけか、それとも、矛盾対立の止揚点への視点を持っているかは、対応に差が出てくるだろう。この止揚点に、あるいは不可見的な日本を見ることもできるかも知れない。あるいは、内村の愛国心の対象は、このような「日本」であったかも知れない。こう見てくると、西田幾多郎の論理とヘーゲルの弁証法の論理には類似があるように思う。おそらく、そうなのだろう。そして、対立の中にいる人間にとっては、止揚点を求めること、それへの以降に理解を持つことが求められているのかも知れない。しかし、今、日本には、その止揚点は見えていない。そして、その方がいいのかも知れない。 

投稿: | 2009年4月 7日 (火) 10時39分

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