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2009年5月17日 (日)

矢内原忠雄

東京大学駒場博物館で、特別展「東京大学教養学部創立60周年記念 矢内原忠雄と教養学部」が開催中である。5月17日午後、展示を見に行った。そこで、初めて矢内原の肉声を聞くことができた。58分にも及んだが、全部、聞いた。これは、内村鑑三生誕100年記念として1961年3月26日、女子学院で行われた内村鑑三記念講演会での講演であった。

展示では、ノートや、『嘉信』のガリ版刷りなどがあった。

矢内原の東大教授辞職は、藤井武記念講演の内容が問題とされたことは、よく知られているが、展示では、「1937年12月、『通信』掲載の藤井武記念講演の言葉により、東大辞職を余儀なくされた」とあった。講演の内容は、『通信』にも掲載されていたのだ。

この『通信』は矢内原の文書活動の最初のものだが、彼は、辞職後、この『通信』を廃刊にして、翌年1月には、『嘉信』を創刊している。

この『嘉信』も、戦争の終局近くに、発禁の通告を受けるが、そのあと、『嘉信会報』というガリ版刷りの文書で活動を続けている。この『嘉信会報』が展示されていたが、小さな文字で、とてもきれいに書かれていた。驚きであった。

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コメント

6月13日(土)午後1時半から、東大教養学部の18号館ホールで、シンポジウム「矢内原忠雄とキリスト教」が開かれる。

投稿: | 2009年5月17日 (日) 16時36分

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