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2009年11月20日 (金)

福音的称名

福音的称名とは、故橋本鑑氏の使った言葉である。称名というのだから、もちろん、念仏からのアイディアが含まれている。その内容に関しては、昭和17年に出た『福音的称名序説』(長崎書店)に記されている。

その「称名」は、カール・バルトの本の影響を受けて、「インマヌエル・アーメン!」とのことである。

橋本氏は、昭和20年、若くして亡くなられたが、故久山康氏は、『現代日本のキリスト教』(創文社)の中で、「この試みは今後も継承されるべきだと私は思っているのです」と言われている。同感である。しかし、いくらか注文もある。称名の内容に関しては、もう少し考えてもいいのではないだろうか。

私は、「マラナタ」を入れたいと思う。これは再臨信仰の表明である。「イエス・キリスト」は、それだけでもう信仰告白になっているが、それに主を冠すれば、「南無」の意味も含まれるであろう。

であるから、称名の内容は「主イエス・キリスト、インマヌエル、マラナタ、アーメン!」である。

これにつけ加えれば、キリストとインマヌエルの間に「ハレルヤ」を入れてもいい。そこに「救い」があるからである。

この福音的称名には、救い、聖化、再臨、それらがわずかな言葉の中に宣言されている。マラナタ、再臨が必要なのは、まだ歴史が終わっていないからである。福音的称名には、その自覚があってもいいのではないだろうか。

このマラナタ、再臨信仰を含む称名は、この世的に言えば、「人生必勝の信念」を形成する言葉になるであろう。思うことは実現するといわれるが、福音的称名というのは、最後的勝利を思うことでもあるのだから。

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投稿: | 2009年11月24日 (火) 22時43分

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