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2010年2月19日 (金)

次の世代

西谷啓治氏は、中世、近世と、それに続く「次の世代」を、次のように語っている。

「自律的理性は近世人の立場であり、信仰は中世人の立場であり、両者の弁証法的統一としての根源的主体性は、近世の内部に始まりつつある次の世代の立場である」(『西谷啓治著作集 第一巻』創文社、82頁)

内村鑑三にも、近代人批判がある。その意味では、彼もまた、「次の世代」の立場に立っていたのかも知れない。「新しき中世」もまた、そうである。

大雑把な捉え方かも知れないが、現代は、そんな時代ではないだろうか。中世でもない、近世でもない、両者の弁証法的統一を模索している時代である。いや、模索ではなく、創造の時代かも知れない。その希望の彼方に何があるのか、それが明確になれば、現代を力強く前進させることができるであろう。

西谷氏の話は一度だけ聞いたことがある。御殿場・東山荘での講演であった。しかし、内容は、よく分からなかった。

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