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2010年2月21日 (日)

故滝沢克己氏のこと

滝沢克己は、西田幾多郎の勧めで、カール・バルトに学んだ。バルトは、滝沢のバルト理解を大いに評価したが、なお、疑問に思うところがあった。そこに、あるいは西田の影響があるのではないだろうか。

滝沢は、西田哲学の理解においても、西田本人からの評価を受けたことがあった。

ということは、滝沢において、ある意味で、西田とバルトとの、出会いがあったのではないだろうか。西田もバルトも、思想界の重要人物である。その二人の間に立っている滝沢も、二人の出会いの場なのかも知れない。

昭和40年代の初めに、上智大学で、日本基督教学会があった。滝沢が、3,4人のパネラーの一人だった。しかし、質問は滝沢に集中していた。私には、何が問題なのか、よく分からなかったが、滝沢という人物にばかり質問が集中していたことを覚えている。

仏教とキリスト教との対話を考える時、滝沢を無視できないかも知れない。本も出ているが、今も、よく分からないでいる。

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