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2010年9月12日 (日)

アンブロシウス

313年、ローマ帝国でキリスト教が公認された。これで初代教会における殉教の時代は終わった。その後、キリスト教は国教になり、帝国は東西に分裂する。それは、どういう意味なのだろうか。

塩野七生さんの「ローマ人の物語」がベストセラーなのだという。新潮文庫で「キリストの勝利」(上・中・下)が出ている。特に、下巻が、国教化と帝国の分裂を扱っている。本体362円である。

そこでは、ミラノの司教アンブロシウスの重要性が指摘されていた。彼は、アウグスチヌスの回心の時に出てくるが、その関連以外に注目はしていなかった。しかし、ローマ帝国におけるキリスト教の発展に関しては重要人物であることが、この本で分かった。

キリスト教の国教化に伴い、異端への締め付けが厳しくなる。正統信仰と異端との関係、教会と帝国との関係など、考えさせられるものが多く含まれている。

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