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2010年9月27日 (月)

共産主義三兄弟

共産主義三兄弟とは、ロシアと中国と北朝鮮である。もっとも、ロシアではなくソ連というべきではあるが、ソ連はもう地上から姿を消した。

長兄はロシア(旧ソ連)、次男は中国、三男が北朝鮮である。日本は、韓国を除いて、これら共産主義三兄弟に囲まれているのである。

それにしても、ロシアでも歴史検証への関心が高い。それは日本を意識して、北方4島の帰属に関して、戦勝を理由に妥協しない意味なのかも知れない。

しかし、ソ連がロシアになった。そこで共産主義の旗は降ろされた。その意味は何なのだろうか。長兄が降ろした旗を、次男も三男も、なお掲げている。その中で、中ロが共同で、歴史重視を表明するのであれば、共産主義そのものは何であったのか、ぜひ、ロシア側から、中国側に伝えてもらいたいものである。

共産主義の分析で独特な観察眼を持っていたのがベルジャーエフであった。宗教に冷淡である理論は、実は宗教的な要素を隠して持っているという分析で、もう、常識的な見方になっているかも知れない。

それにしても、尖閣諸島問題では、日本人は中国の対応にびっくりしたのではないだろうか。しかし、結果的に、日本は自分の置かれている環境をもう一度、見直す機会があたえられたのは、よかったかも知れない。自由主義と共産主義の対立の狭間に位置しているのである。

日本とは、突然、中国と、がっぷり四つに組んだ相撲を始めてしまったようである。モンゴル出身の横綱が大記録を更新中である。そこには日本人以上に立派な横綱がいて、出身国にも違和感はない。しかし、中国では、この横綱の快挙をどう見ているのだろうか。日本の国技の中で自分の親戚が勝利していると見ているのだろうか。

ソ連崩壊で、共産主義は過去の問題になったと思うのは間違いだろう。中国と北朝鮮の問題を、共産主義の観点から見るのであれば、理解が深まるに違いない。これらの国では、解放軍が今も健在であり、革命思想も生きているのであろう。

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