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2010年11月14日 (日)

戦略的互恵関係

戦略的互恵関係とは何か。AとBがいる。ある問題で、両者が対立している。その時、どうしたらいいのか。

対立している次元の中では、問題は解決しない。別の一段、高い次元での一致が求められている。それを目指すのが、戦略的互恵関係なのであろう。

この言葉が受け入れられやすいのは、互恵の言葉ではないかと思う。なぜなら、そこでは、AもBも、同時に肯定されているからである。しかし、対立している現在の次元において、それは成り立たない。だから、この時の関係は、AもBも、共に肯定されつつ、次元を飛び越えるという点では否定されてもいる。

この言葉は、現在の日中関係で、よく使われている。

中国では、共産主義理論の中で、弁証法が学ばれているであろう。日本では、西田哲学の「絶対矛盾的自己同一」の論理であろうか。

共に肯定される道は、共に否定される道でもある。その道は何か、日本には、それが問われているのではないだろうか。

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