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2011年3月22日 (火)

千年王国前再臨説

千年王国前再臨説というものがあり、福音派にはこの立場の人が多いという。アウグスチヌスは、無千年王国の立場という。そこでは教会の歴史と千年王国が重なっている。彼は、最初は、前者の立場であったというが、千年王国を比喩的に解釈したらしい。

さて、再臨信仰を考えた時、それは歴史の終末を待望するという信仰である。歴史の終末というのは、罪の歴史の終わりであり、アダムの原罪によって始まった歴史が終わるということである。だから、悲劇ではなく、祝福の時である。

さて、千年王国は永遠的要素を持っているが、やはり歴史的なものなのだろうと思う。なぜなら、やがて千年王国もやがて終わるからである。そこに千年王国の歴史性が明確に示されている。千年王国前再臨説の人たちも、そう考えているだろう。であれば、再臨があって、千年が経って、そして終末ということになる。歴史の終末への待望に、少し混ざり物があるように思える。

そういう意味では、千年王国待望は歴史の終わりへの待望とは厳密には同一でないかも知れない。再臨待望の内容が問われている。

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