墓参
日曜日に教会に行く。どこか墓参に似ている。普通、墓は一ヶ所だが、こちらは、最後の晩餐の行事として、時間・空間を超えている。
信仰の発端は過去と現在を結ぶことであり、信仰の完成とは、過去・現在・未来が、その発端の中で繋がることである。内村鑑三流に言えば、前者は新生の実験、後者は再臨信仰であろうか。スタートを切った人は、ゴールを見なければならない。ゴールを見ていないキリスト者が、あるいは多いかも知れない。
墓参り 過去と今とを 繋ぐ道 未来があれば なおなおよろし
| 固定リンク
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
岩井 淳: 千年王国を夢みた革命 (講談社選書メチエ)
千年王国に関心を持つ人に身近に入手できる本です。いろいろな立場があり、キリスト教の終末思想を確立するには、これらの歴史に参入しなければならないと思います。
前田 英樹: 信徒 内村鑑三 (河出ブックス)
日ユ同祖論関係の記述、再臨の地としての日本など、これまでの内村論にはなかった新しい視点があると思います。
佐藤 優: はじめての宗教論 左巻―ナショナリズムと神学 (NHK出版新書 336)
相変わらず、著者の博識が光っています。近代とは何か、そんな問いにシュライエルマッハッハーの著書を通して迫っています。キリスト教思想に関心ある人にはお勧めです。
内村 鑑三: 一日一生
毎日、読んでいます。いい本です。内村の伝道は、死後も、このようにして継続していることに、感慨新たなるものがあります。日本の伝道は、静かに、深く、今も着実に進展していることを思います。
金子 晴勇: 教育改革者ルター
特に、第6章「教育の人間学的基礎」は圧巻、必読と思います。
北森 嘉蔵: 聖書と西洋精神史
分かりやすく、含蓄に富む本です。瞑想に誘われます。著者は故人ですが、これから著書を通しての、著者の教育と学びが続いていくと思います。
コメント