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2011年5月 9日 (月)

ジャンセニウス

「ジャンセニウスによると、人間はエデンの園を追放それて以来、罪と煩悩と快楽の奴隷におちた。人間は神の恩寵によらないかぎり、原罪から自由になることはできにい。しかしその場合、神が救いに必要な恩寵を人間に恵み与えるのは、測り知れない秘義にもとずくのであって、個人個人の功徳の多寡、努力の如何にかかわるものではない。しかもかくてひとたび与えられた恩寵はすべて絶対的に有効であり、人間の意志はそれにさからうことができない。真の信仰は、人間の本性の全面的無能と、神の恩寵の絶対的効力とを認めるところに成り立つというのである。ジュンセニウスのこの思想はアウグスティヌスからの当然の帰結であるとはいえ、カルヴィンの予定救済説に紙一重というべきである。」
(「考える葦 パスカルの生涯と思想」松浪信三郎著)

ジャンセニズムとカルビニズムとは、どう違うのだろうか。「紙一重」とは、どういう意味なのだろうか。

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