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2012年8月16日 (木)

8月15日に思う

在日韓国人二世の著名な政治学者、姜尚中氏がテレビで、日本にとっての8月15日を「二度生まれの日」と言っていた。戦前の日本との対比の中で、平和を国是とする戦後日本の特徴を指摘したのだろう。

自身クリスチャンだから、「二度生まれ」が何を意味するかははっきりしているのだろうが、そのこと、すなわち新生は個人に適用されるものではないだろうか。比喩としてならいいが、国が対象であれば、厳密には適用できないかも知れない。

さて、8月15日はイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸した日で、日本でのキリスト教宣教開始の日でもある。それは天文18年7月22日のことであった。この日を境に日本の歴史は大きく変わっていったといってもいいだろう。

イエズス会は、その15年前の1534年の8月15日に結成された。8月15日はまた聖母被昇天の祝日でもある。

8月15日は、またフランスの皇帝になったナポレオンの誕生日でもある。吉野源三郎の名著『君たちはどう生きるか』にナポレオンの話があった。この本は、若者たちへの哲学の勧めなのだと思う。

韓国にとっては1974年、朴大統領暗殺未遂事件があり、夫人の陸英修さんが亡くなった日でもある。ちょうど、その時、「エクスプロ74」というキリスト教の研修活動が韓国で行われていて、日本からも多くのクリスチャンが韓国を訪問していた。

また、8月15日は、1947年にインド、パキスタンが英国から独立した日であり、その翌年1948年には李承晩を初代大統領として大韓民国が成立した。

8月15日は、なかなか意味深い日のように思える。

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