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2012年8月28日 (火)

夏雲

青空に 夏雲浮かぶ 凄さ消え 間もなく別れ 今度はホント

ふうふうと あえぎ歩きて 空見れば 夏雲がする 力自慢を

夏雲に 我は問いたし 汝は何 言いたいのかと 我は問いたし

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2012年8月26日 (日)

至福直観

カトリック信者の中には、生きる目標に「聖人になる」とか「至福直観」とか言う人がいる。聖書の中には、至福直観を指すような聖句がある。「わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう」(コリント第一、13・12)である。

ところで、今年の夏、この言葉を連想させるような出来事を見た。オリンピックのメダリストたちの凱旋パレードに多くの人たちが選手たちを一目見ようと出かけたことである。ある評論家は、この現象に「アスリート大明神」という言葉を書いた。メダリストたちを見ることによって、何か力が体内に入ってくることを感じた人たちもいたからである。そんなことが私には至福直観を連想させるのである。

アスリート大明神とは何か。多くの人からパワーをもらい、オリンピックでメダルを取って、貰ったパワーをお返しする人たち。大明神たちを一目でも見た人たちはパワーを受け、元気になる。「日本を元気にするため戦いました」と選手たちは言うのだから、やはりパワーのやりとりをしていると思っているのだろう。

至福直観もまた、見ることによって力が与えられることを意味しているのだろう。大明神とは違い、パワーのやりとりをしているのではなく、ただそこでは与えられるだけであろう。

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2012年8月23日 (木)

森有礼誕生

8月23日(1847年)、外交官、政治家、森有礼誕生。享年41。初代文部大臣、明六社会長、一橋大学創設者。慶応元年、イギリスに留学、その後、アメリカにも留学、その時、キリスト教に関心を持った。三男の明(牧師)の母は岩倉具視の五女寛子。

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島崎藤村没

8月22日(昭和18年)、詩人、作家、島崎藤村没。享年71。明治学院在校生だった明治21年6月17日、台町教会(現日本基本監督教団高輪教会)で木村熊二牧師から受洗、その後、一番町教会(現日本基督教団富士見町教会)に転会。その後は…。

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フランシスコ・サレジオ誕生

8月21日(1567年)、ジュネーブの司教、フランシスコ・サレジオ誕生。享年55。カトリック教会の聖人。作家、ジャーナリストの守護聖人。著作に『信心生活入門』。彼の影響を受けた、19世紀、イタリアのトリノで活躍した司祭、ヨハネ・ボスコは自らの修道会をサレジオ会とした。

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ウィリアム・ブース没

8月20日(1912年)、救世軍創立者、ウィリアム・ブース没。享年83。救世軍初代大将(在任は1878年から1912年)。救世軍は軍隊式の組織を持ったキリスト教運動で、1865年にロンドンで始まった。

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ブレーズ・パスカル没

8月19日(1662年)、フランスの数学者、ブレーズ・パスカル没。享年39。物理学者、哲学者、宗教家、思想家でもあった。「哲学を嘲り批判することこそが、本当に哲学すること」と言っている。デカルトへの批判、神との主体的な出会いの重視などでも知られている。

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金大中没

8月18日(2009年)、第15代韓国大統領、金大中没。享年83。カトリック信徒で洗礼名はトマス・モア。1973年8月8日、東京のホテルに滞在中、韓国中央情報部に拉致された。その後、紆余曲折を経て、大統領になった。北朝鮮との首脳会談が評価され、ノーベル平和賞を受賞。

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山北多喜彦没

8月17日(昭和43年)、元日本基督教団総会書記、山北多喜彦没。享年60。歌「静かな湖畔の森の陰…」の作詞者。山北宣久・青山学院院長の父。三崎町教会、聖ヶ丘教会の牧師であった。

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2012年8月16日 (木)

8月15日に思う

在日韓国人二世の著名な政治学者、姜尚中氏がテレビで、日本にとっての8月15日を「二度生まれの日」と言っていた。戦前の日本との対比の中で、平和を国是とする戦後日本の特徴を指摘したのだろう。

自身クリスチャンだから、「二度生まれ」が何を意味するかははっきりしているのだろうが、そのこと、すなわち新生は個人に適用されるものではないだろうか。比喩としてならいいが、国が対象であれば、厳密には適用できないかも知れない。

さて、8月15日はイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸した日で、日本でのキリスト教宣教開始の日でもある。それは天文18年7月22日のことであった。この日を境に日本の歴史は大きく変わっていったといってもいいだろう。

イエズス会は、その15年前の1534年の8月15日に結成された。8月15日はまた聖母被昇天の祝日でもある。

8月15日は、またフランスの皇帝になったナポレオンの誕生日でもある。吉野源三郎の名著『君たちはどう生きるか』にナポレオンの話があった。この本は、若者たちへの哲学の勧めなのだと思う。

韓国にとっては1974年、朴大統領暗殺未遂事件があり、夫人の陸英修さんが亡くなった日でもある。ちょうど、その時、「エクスプロ74」というキリスト教の研修活動が韓国で行われていて、日本からも多くのクリスチャンが韓国を訪問していた。

また、8月15日は、1947年にインド、パキスタンが英国から独立した日であり、その翌年1948年には李承晩を初代大統領として大韓民国が成立した。

8月15日は、なかなか意味深い日のように思える。

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フィニーのこと

チャールズ・G・フィニーは米国の第二次大覚醒の主要な指導者として知られている。第一次の中心人物はジョナサン・エドワーズで、最近は、関連の著書が出ている。しかし、フィニーに関しては、まだ、そのような関心はないようである。

フィニーについては、その聖霊体験が後世に伝えられている。その内容は容易に知ることができる。それは彼が残していて、それがウィリアム・ジェームズ著『宗教的経験の諸相』に載っているからである。これは岩波文庫で読むことができる。これは聖霊のバプテスマと言ってもいいのではないかと思うが、そこに異言の記述はない。

フィニーは米国オハイオ州にあるオベリン大学の二代目の学長であった。この大学の卒業生には、駐日大使であったライシャワーもいた。日本の桜美林大学の名前も、この大学に由来する。

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チャールズ・フィニー没

8月16日(1875年)、米国の第二次大覚醒の主要な指導者、チャールズ・フィニー没。享年82。長老教会の牧師。最初にリバイバルの言葉を文書にした。その聖霊体験の記録は、ウィリアム・ジェームズも著書で紹介、よく知られている。

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ザビエルが鹿児島に上陸

8月15日(1549年)=天文18年7月22日、フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸。日本でのキリスト教宣教が始まった。

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松岡駒吉没

8月14日(昭和33年)、労働運動家、政治家、松岡駒吉没。享年70。明治39年、キリスト教に入信。昭和21年、日本労働組合総同盟を結成、会長になる。また、22年以降、衆議院議員になり、第39代衆議院議長にもなった。

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2012年8月13日 (月)

ミシェル・セルヴェの逮捕

8月13日(1553年)、三位一体説批判のミシェル・セルヴェが逮捕された。

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久山康誕生

8月12日(大正6年)、元関西学院理事長、院長、久山康誕生。享年79。京都大学哲学科卒、長く関西学院大学で教えた。基督教学徒兄弟団代表で、雑誌『兄弟』を発行していた。専攻領域はキリスト教思想を基底とする実存哲学と京都学派を軸とする日本思想史。

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ジョン・H・ニューマン没

8月11日(1890年)、オックスフォード運動の指導者、ジョン・H・ニューマン没。享年89。英国国教会司祭だったが、カトリック教会に移り、枢機卿にもなった。神学者、大学総長、讃美歌作詞者。

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朝河貫一没

8月10日(昭和23年)、歴史学者、朝河貫一没。享年74。早稲田大学を首席で卒業したが、そのころ、横井時雄から洗礼を受けた。

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エーディト・シュタイン没

8月9日(1942年)、ドイツの哲学者、カルメル会修道女、エーディト・シュタイン没。享年50。ユダヤ人商人の子。哲学者フッサールに学び、助手になり、大学で教えるようになった。やがて、カトリックに入信したが、ナチスにより強制収容所に送られ、ガス室で殉教。聖人。

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柳田國男没

8月8日(昭和37年)、民俗学者、柳田國男没。享年87。柳田の『故郷七十年拾遺志』によると、彼は若い日に、一時、キリスト教徒になりかけたことがある。それは本郷教会(現在は本郷中央教会)のコーチというカナダ人宣教師の人柄に惹かれたからだった。

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2012年8月10日 (金)

老前整理

ブックオフで『老前整理』という本を買った。意味が分からなかったが、老いる前に身の回りを整理しようとの提唱で、趣旨は賛成である。

老前整理の外にも、断捨離とか、新しい言葉で、現代人の生き方への提言をしている人もいる。その気があれば、今からでも取り組める。身の回りを整理していけば、宝の持ち腐れのなんと多いことかが分かるだろう。

以前、新聞の新刊書広告の中に「老前生活」の文字があった。「老前」は『老前整理』に由来するのだろう。この「老前整理」には「死を覚えよ」(メメント・モリ)との中世精神に通じるところがある。だから、「老前整理」は現代の宣教活動の中核の言葉になる可能性を秘めていると思える。特に、高齢社会では重要な視点ではないだろうか。この「老前」分野の宣教課題には、教会はどれくらい気づいているのだろうか。教会の課題というより日本社会全体の課題でもあろう。

老年になっても、病気になっても、臨終の時にも、信じる者には平安と感謝があるだろう。そこに「老前整理」の取り組みを前進させる秘訣があるのだろう。「青春の日々にこそ、お前の創造主を心に留めよ。苦しみの日々が来ないうちに」(コヘレトの言葉12・1)

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2012年8月 7日 (火)

熊沢義宣没

8月7日(平成14年)、神学者、熊沢義宣没。享年73。東京神学大学教授、同学長、同名誉教授。聖学院大学教授。かつて、ドイツの神学者、ユルゲン・モルトマンが来日し、講演した時、通訳をされたこともある。

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ドミニコ没

8月6日(1221年)、ドミニコ会創設者、ドミニコ没。1170年生まれ。カトリック修道士、聖人。本名はドミニコ・デ・グスマン・ガルセス。

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ジョン・ヒューストン誕生

8月5日(1906年)、米国の映画監督、脚本家、俳優、ジョン・ヒューストン誕生。享年81。1963年の映画「枢機卿」に出演、1966年の自作映画「天地創造」ではノアを演じた。

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ピウス10世が教皇に

8月4日(1903年)、ピウス10世(享年79)がローマ教皇に選出された。日本との関係では、幕末以来、パリ宣教会が独占していた日本宣教を他の修道会にも許可した。ピウス12世により、400年ぶりに教皇として列聖された。

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2012年8月 3日 (金)

新(あらた)の墓にて

新(あらた)の墓にて
    (沢崎堅造・作)

この静やかな心
丘の上にて
青空に 陽は輝き
牛群は 一瞬動かず
天国の影

わが児新の墓は
見はるかす丘の麓
草畳み 海の如し
一盛りの土塊
木標細し

牛の群 取巻き
土を掻き 角をこする
木標折れざるや
されど我は心楽し

昨日は 小羊の跡一面
土塊は遂に無くなり
或は草地と化せん
されど 我は楽し

林西の西の山
墓標は東に面す
何か 東山の
伊藤君の墓と向ひ合す心地

旅に出でし時
母に抱かれて
我を送りたりき
我は顧みざりき
そは基督の道をゆくものな
 れば

最後の五分間
東門の漸く見えしとき
疲れし我は我を励ましたり
知らず、我家には
死にし児待てり

白き棺を央にして
人々は重なりて祈り居れり
我は そと入りて
祈りの中に感謝したり

蒙古伝道--
それは余りにも重々しき言葉
小さき旅に
小さき死が 供えられたり

愚かなる父を励ますため
この児は 死を以て
再び帰へることなきよう
我が脚に 釘打てり

涙は湧かず
ただ堅きものが
胸も顔も蔽ひたり
単り離れん

あまりにも奇しき
厳しき 神の御旨よ
粛然として襟を正すのみ
伝道とは 天国の業なり

基督と共に
基督の中に
ああ基督に包まれて
何処までも 何時にても
何事が起きても 心安けし

天国は 静かに近づき
わが世に 垂れ交る
きよき、温き、心は充つ
基督と聖徒とわが児はあり

文は書けず
書は読めず
祈りも ただ黙するのみ
僅に 基督の生命 湧き上
 る

天国の便り
これを想ひ これを述べん
十字架は
天国の窓なり

「復活在我」
「在基督裏 新造的人」
木標の両面に
風冷し

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沢崎堅造没

8月3日(昭和20年)、蒙古伝道者、沢崎堅造没。享年38。伝道の最中、次男の新(あらた)を失い、詩を残した。飯沼二郎は、この詩を「日本のクリスチャンが生み出した最高の文学の一つといっても、決して過言ではないであろう」と言う。

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塚本虎二誕生

8月2日(明治18年)、無教会の伝道者、新約聖書研究者、塚本虎二誕生。享年88。内村鑑三の晩年における塚本と内村との関係、塚本とカトリック司祭の岩下壮一とのやりとりなど、信仰理解をめぐる課題を残している。

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友愛会結成

8月1日(大正元年)、鈴木文治(享年60)らが労働者の相互扶助のため友愛会を結成。鈴木は10歳の時、キリスト教に入信、東京帝大の学生の時は本郷教会(海老名弾正牧師)に在籍、晩年は自宅近くの鎌倉教会長老だった。

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ウイリアム・S・クラーク誕生

7月31日(1826年)、教育者、ウイリアム・S・クラーク誕生。享年59。札幌農学校(現在の北海道大学)の初代教頭。米国生まれ。アマースト大学卒、ドイツ留学後、アマースト大学教授。離日に際し残した「少年よ、大志をいだけ」の言葉で知られている。

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ヘルマン・バーフィンク没

7月29日(1921年)、オランダの牧師、神学者、ヘルマン・バーフィンク没。享年66。アブラハム・カイパーと共にオランダ改革派教会の創立に加わった。

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片山哲誕生

7月28日(明治20年)、政治家、弁護士、片山哲誕生。享年90。第46代内閣総理大臣。クリスチャン。

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