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2012年8月10日 (金)

老前整理

ブックオフで『老前整理』という本を買った。意味が分からなかったが、老いる前に身の回りを整理しようとの提唱で、趣旨は賛成である。

老前整理の外にも、断捨離とか、新しい言葉で、現代人の生き方への提言をしている人もいる。その気があれば、今からでも取り組める。身の回りを整理していけば、宝の持ち腐れのなんと多いことかが分かるだろう。

以前、新聞の新刊書広告の中に「老前生活」の文字があった。「老前」は『老前整理』に由来するのだろう。この「老前整理」には「死を覚えよ」(メメント・モリ)との中世精神に通じるところがある。だから、「老前整理」は現代の宣教活動の中核の言葉になる可能性を秘めていると思える。特に、高齢社会では重要な視点ではないだろうか。この「老前」分野の宣教課題には、教会はどれくらい気づいているのだろうか。教会の課題というより日本社会全体の課題でもあろう。

老年になっても、病気になっても、臨終の時にも、信じる者には平安と感謝があるだろう。そこに「老前整理」の取り組みを前進させる秘訣があるのだろう。「青春の日々にこそ、お前の創造主を心に留めよ。苦しみの日々が来ないうちに」(コヘレトの言葉12・1)

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