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2014年2月14日 (金)

西田哲学とキリスト教

「哲学は何を目指して学ぶんだろうか?」「自分の頭で考えて、人生観、世界観を作ることだろうね。まあ、いろんな観、哲学があるから、それをどうするかが課題だろう。それを突破するには形而上学があるけど、それは宗教の入口かもね」

「ところで、哲学に救いはあるの?」「いや、救いはないと思うよ。救いの実現は宗教の領域だろうね。しかし、哲学は、人が求道の道を行く時の同伴者や、宗教的真理を説明する時の協力者にはなれるだろうね」

「哲学に救いはないと言うけど、じゃあ西田哲学はどうなの?」「絶対矛盾的自己同一って言葉は宗教的悟り、救いの転機をさしているように思えるんだよね。だから本質は宗教哲学なんだろうね。それも宗教を外側から記述するのではなく、もっと核心的なところまで迫っていると思うよ」

「西田哲学とキリスト教との関係を書いた本があるんだって?」「うん、『西田幾多郎とキリスト教の対話』(浅見洋著、朝文社)があるよ。それ以外にも、彼の晩年の伴侶になった山田琴という人がクリスチャンでね、湘南YWCAの初代会長になった人だよ。『西田幾多郎の妻』(上田久著、南窓社)という本があるよ」

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